いずみ健美倶楽部 【横浜市旭区】

Tel:045-362-4066

当倶楽部では、非常に簡単な動作と呼吸法をする事で、疲労回復やストレス解消、自律神経とホルモンのアンバランスによる不調、 さらには様々なアレルギー症状や冷え性といった体質の改善に効果がある”いずみ健美気功”の指導を行っています。

2023/03/25 のピックアップニュース

【一悟一笑】 No.463「 淡 交 」

「 淡 交 」

 以前、お茶の先生が当倶楽部にいらして、
「 あの~、わたくしはお茶を人様にお教えさせてただいておりますけれど、ひざを痛めてから正座が出来なくなって、困っております。治りますでしょうか?」と、質問されました。
小生、
「 絶対に治るとは言えませんが、必ず良くなります。」
と、返答申し上げました。

 案の定、半年くらいでしょうか、すっかり良くなられて、そのお茶の先生は大変喜んでおられました。
その方が小生に、立派なお茶のご本を下さいました。
「 淡交社 」という、裏千家の出版社から出されていた本でした。

 その時に、小生は「あっ、この出版社の社名の由来は『 荘子 』(そうじ;老子の流れをくむ教え)からだな!」と直感しました。

「 君子の交わりは、 淡きこと 水のごとし 」 『 荘子:山木篇 』
【 訳 】 君子の付き合いは水のようにあっさりとしているので、その友情は永続きする。

 淡きことの「淡」と、君子の交わりの「交」から命名されたのだと思いました。(微笑)
そのお茶の先生に、そのことを告げますと、
「その通りです。」とおっしゃっていました。

 最近、個人指導に通われているYさんが絵画が好きだと、話されていました。
Yさんのコレクションで、その画家の方とも親しいらしく、ある時にYさんはこんなことをその画家の先生にお聞きしたそうです。
「○○先生、良い絵とは一体どんな絵なのでしょうか?」
先生曰く、
「飽きのこない絵が、良い絵です!」
と、一言で答えられたと言います。

 小生、そのことをお聴きしたときに、冒頭の「淡交社」のことが思い浮かんだのです。
「 飽きのこない 」と「 淡交 」は、同系列の言葉ではないでしょうか?!

 小生、「老子の気功」を48年練功しておりますが、未だ飽きがきません!(微笑)

 そういえば、「空気」を吸うのも、「水」を飲むのも、飽きたことがありません!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!