いずみ健美倶楽部 【横浜市旭区】

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当倶楽部では、非常に簡単な動作と呼吸法をする事で、疲労回復やストレス解消、自律神経とホルモンのアンバランスによる不調、 さらには様々なアレルギー症状や冷え性といった体質の改善に効果がある”いずみ健美気功”の指導を行っています。

2023/04/06 のピックアップニュース

【一悟一笑】 No.466「 わたしたちの老子 」(22)

「 わたしたちの老子 」(22)

 お待たせ致しました!(微笑)
久々の「 わたしたちの老子 」です。

 以前、「 老子 」を読んでいて、驚いたところは何か所もありますが、この章もその一つでした。

「 人の生くるや柔弱、その死するや堅強。草木の生くるや柔脆、その死するや枯こう。
故に堅強は死の徒なり、柔弱は生の徒なり。 」    『 老子 』第76章

【 訳 】人の身体は生きている間は柔らかい。だが、死ねば堅くこわばる。
草木は生きている間は柔らかい。だが、死ねば堅く干からびる。
堅く強いものは、死のともがら(仲間)だ。柔らかく弱いものは、生のともがら(仲間)だ。
これが、自然の法則である。

 小生は、それまでは「 強くなりなさい、強く生きなさい!」といろいろな方に言われ続けてきたので、この「老子」の文章に触れた時、少し常識というものが揺いでカルチャーショックを受けましたが、反面、なぜか少し安心して、ホッとした覚えもありました。
ただ、それですぐに納得して、切り替えられたか、というとそう簡単ではありません、。(微笑)
果たして、この「 老子 」の説は正しいのか、否か?、。そして、「柔らかく、弱く」で、果たして生きて行けるのだろうか?、と、。

 気功入門の頃は、小生も頭も身体も「 カチカチ・コチコチ 」だったのです、。(微笑)
『 老子 』を読んだだけで、心身が柔軟になれればこれほど楽なことはありません、。

 それが、如何に至難の技であるかは、老子の気功を学んでいる皆さまのほうがよくご存じのこととご推察申し上げます。(笑)

 それで、「気功」があるのです!「 老子の気功 」で「 心身を柔軟 」にして、初めて『 老子 』の教えが身体に染み込んでくるのですね。
そして、本当に頭を柔らかくするためには、「玄談」と言って、気功の師匠・先生との「 対話や問答 」を通して、老子の哲学・生き方をマスター・体得していく方法もあります。

 最近の個人指導などは、ほとんどこの「玄談」が主流になりつつありますが、。(微笑)
まあ、それだけ現代人の心身や頭が、「 自然 」からかけ離れてしまい、汚染され、狂わされてしまっているのかも知れませんね!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!