【一悟一笑】No.520 「 わたしたちの老子 」(32)
「 わたしたちの老子 」(32)
何でもそうですが、その道で名人・達人と言われている人の作品や技・芸を観ていますと、
それほど上手でもないのかな~?、なんて思わせる方がいらっしゃいます。
でも、そういう方々の一言一言、一技一技、一芸一芸を鑑賞すると、
とんでもないレベルの高さに驚かされることがあります。
ものすごいレベルの高みに達しているのに、それほど上手でもないのかな~?と、普通の人に思わせるのが、本物である証拠のようにさえ思えてきます。
そんなことを、老子は一言で説いています。
「 大巧は拙(せつ)なるがごとし 」 『 老子 』第45章
真に完成したものは、一見隙(すき)だらけに見える。
真に真っ直ぐなものは、一見曲がって見える。
真に巧妙なものは、一見稚拙に見える。
真の雄弁は、訥(とつ)弁に聞こえる。
もう、これ以上説明の必要はありませんよね。(微笑)
小生のブログ【一悟一笑】も、これくらいなら私にも書けそうだ、と思われている方も多いと思います。
実は、そ、その通りなのです、。(笑)まだまだ、真に完成には全然至っておりませんから、。
しかし、大器晩成って言うじゃないですか、。(笑)
そのうち、そのうち。これから、これから!(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!