【一悟一笑】 No.410 「 わたしたちの老子 」⑦
「 わたしたちの老子 」⑦
今日9月23日は、秋分の日ですね。
「 暑さ寒さも彼岸まで 」の「 お彼岸 」の中日でもあります。
この「彼岸(ひがん)」に対する言葉に「此岸(しがん)」があります。
「此岸」はこちら側、「彼岸」はあちら側、という意味です。(微笑)
「此岸」は現世でこの世のこと、「彼岸」はあの世で、死後の世界のことですね。
昼と夜がほぼ同じ長さの24節気の「春分」「秋分」の日は、この世とあの世が一年で最も近くなり通じやすい頃だそうです。
気功的に言えば、「陰陽」が調和された日といってもいいでしょう!
そんな日に「祖先を敬い、亡くなった人を偲ぶ」ことは、とてもよいことです。
ところで、「此岸」と「彼岸」、「こちら側」と「あちら側」の間には、一体何があるのでしょうか?
そうです!一般にいうところの「三途の川」です!
その川を渡り切ったところで、「閻魔(えんま)様」からお裁きを受けることになっています。(微笑)
あれっ、たしか今回のタイトルは「 わたしたちの老子 」ですのに、いまだ『 老子 』が出てまいりませんね、?
ご安心下さい!大丈夫です、これから、これから!(笑)
「 天網恢恢(てんもうかいかい)、疎(そ)にして漏らさず 」 老子 第73章
【 訳 】 天の網目は粗い様だが、道(天の自然法則)は、あまねく行き渡っているので、何一つ取りこぼしはない!
やはり、「諸悪莫作(しょあく・まくさ)、衆善奉行(しゅうぜん・ぶぎょう)」ですね!
えっ、意味ですか?!(笑)
当たり前ですが、「どんな小さなことでも悪いことはしない、どんな小さなことでも幸せの種は蒔きましょう!」とでも訳したらいいのかな?!
小生、今日は「おはぎ」と「日本茶」でも頂きながら、ゆっくりと今は亡き「父・母・祖父母、ご先祖様」を偲びましょうか!(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!