【一悟一笑】 No.435「 わたしたちの老子 」⑭
「 わたしたちの老子 」⑭
皆さんは、昨夜はゆず湯に入られましたか?
小生、ゆず湯に浸かっていてこんなことを追想していました。つい4年前までは、昨日12月22日が「冬至」、今日12月23日が「天皇誕生日」、明日12月24日が「クリスマスイヴ」と3日続きの記念日がある時期だったな~!、と。
さて今回は、久しぶりの『 老子 』です。
「 天道はつねに善人に与(くみ)す 」 『 老子 』 第79章
【 訳 】天道にはえこひいきがない。つねに善人に幸いするのである。
ここで、問題は「善人」とはどんな人であるか?ですね。
実は、この前にも文章があって詳しく説明されているのです。
「 聖人とは、たとい相手を責める有利な立場にいたとしても、人を責めようとはしないものだ。」とあり、
その後に
「 徳ある者は、たとい人を責める権利を握っている場合にも、その権利を行使することがない。
厳しく人を責めるのは、徳のない連中のすることだ。」
と、結ばれています。
つまり、ここでいう「善人」とは、「徳のある者」を指しています。
人を責める権利を行使しないのは、恨みを結ばないためなのです。(微笑)
そうか!天の神々は、このような善人をお守りして応援をされているのですね!(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!