【一悟一笑】No.621 「 三人寄れば、 」
「 三人寄れば、」
前回の「 急ぐべからず!」(No.620)でお書きした「 テッポウユリ 」のことです。
カルチャークラスの中のお一人の方が、
「 先生、そのユリはウチでも咲いていますが、外来種なんですってね、。繁殖力が強いそうで、駐車場のコンクリートの隙間からでも生えてきます。」
と、仰ったのです。
う~ん、つい最近テッポウユリを調べていたら、たしか日本の固有種で沖縄・九州に分布とあったはずでしたが、。
でも、その場は話の流れに合わせて、気功の指導に入っていきました。(微笑)
帰宅後、もう一度調べ直したら、ありました、ありました!(笑)
今から100年前(1924年)に、台湾から「高砂百合(たかさごゆり)」なるものが、日本に移入され、そのユリとテッポウユリを交配して、「シンテッポウユリ」なる新種・雑種(?)が生まれたそうです。
それが、会員さん曰く
「 外来種で、繁殖力が強く、駐車場のコンクリートの隙間からでも生えてくる 」植物だったのです。
しかも、テッポウユリは開花時期が5~7月、シンテッポウユリが8~9月ということからみても、それに相違ないでしょう。(微笑)
生態系を乱す、ということから考えればこのシンテッポウユリは、駆除した方が良さそうですし、
ただ単に、花を愛す、という観点からみれば、そのままにしておいた方がよいのかな~?、なんて思っています。(微笑)
それにしても、
「 三人寄れば、文殊の知恵 」
「 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥 」
「 我以外、皆師なり 」
を実感する、今日この頃です。(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!