【一悟一笑】No.626 「 わたしたちの老子 」(51)
「 わたしたちの老子 」(51)
「 素 朴 」(そぼく)という言葉は、「 素 樸 」とも書くらしい。
「 素 」の意味は、紡(つむ)いだばかりの手を加えていない糸を指す。
「 樸 」は、山から切り出してきたばかりの木材のこと。
「 素を見(あらわ)し、樸を抱く。」 『 老子 』第19章
【 訳 】飾らない、ありのままの姿でいましょう。(微笑)
わたしたちは、ついつい人にはよく見せようと思ってしまいますね。
もちろん、人は社会的な生活の中で生きているのですから、それはとても大事なことです。
しかし本当は、人は自分らしく、ありのままの姿のほうがいいよ、と老子は教えてくれているのです。
格好をつけて無理をするより、ありのままのほうが素直で、楽しく元気になれます。
それが、いま流行りのSDGsにもつながっていきます。(微笑)
そういえば、小さいお子さんは自分のことを
「 僕 」っていいますね!
やはり、「 素 樸 」って、いい言葉ですね!(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!