【一悟一笑】 N0.39 「 おへそのこと 」
「 おへそのこと 」
「へそ」って、赤ちゃんがおなかの中にいたときには重要だったけれど、生まれたらあまり要がない。と、こんな風に思っていらっしゃる方が多いと思います。
「あぁ、そう言えば、へそというものがあったなぁ~!」なんていう方もいるはずです。(笑)
ところが、気功ではこの「へそ」は結構、重要なんです!
まず、呼吸をするとき、①息を吸うときは「へそ」を膨らませる。②息を吐くときには「へそ」を凹(へこ)ませる。
これだけで、腹式呼吸が完成するのです!
「へそ」のお蔭で、簡単にできます!(笑)
それにもう一つ、これは「武術気功」である「元気功」のことですが、
受け身をするとき、必ず「へそ」を見ます。
こうすると、ケガをしないのです! 頭を打たなくなります!
ちょうど、ネコが高いところから落ちても、クルッと回って、着地できるように!
「へそ」は「臍」と書きますが、この字は「月(からだ)」に「齊(ひとしい)」という意味です!
つまり、身体での一番バランスの取れたポイントのことです。
だから、「へそ」って言ってはいけません!「おへそ」って、言いましょうね!(笑)
「へ~、そ~!」なんて、言わないでくださいね!(大笑い)
これを笑わない人は「へそまがり」ですぞ!(苦笑)
ちなみに、「へそまがり」の人って、本当に「おへそ」が曲がっていますね!(微笑み)