【一悟一笑】 No.267 「 摘 果(てきか) 」
「 摘 果(てきか) 」
ここ何年も、いや十年以上ですか? テレビの「グルメ番組」と「旅番組」が増えましたね。
冒頭の言葉「摘果」を目にしたのは数日前で、最初が「グルメ」の番組、次の日は「旅」のそれでした!(笑)
「グルメ番組」では、果実農家のご主人がテレビに映っているメロンをドンドン摘んでハウスの外に捨てているのです、。レポーターの芸能人は「勿体ない!」と叫んでいましたが、、。「旅番組」では、野菜農家の方がやはり、咲いたばかりの花をどんどん摘んで下に落としていました、(この場合は、摘花ですが、)、。いわゆる「間引き」ですね。(笑)それが「摘果」!
そうしないと、「実」が大きくならないし、美味しくならない!とどちらの農家の方も言っていました!(微笑)
そう、つまり「実」が大きくキレイで美味しければ高値で売れるのです!
「気」の栄養が一つの実に凝縮するからですね!
気功の講義の中では、以前「果決」という言葉でこのことをお話したことがありました。この言葉は「摘果」のために素早く決断することを指します。(微笑)
古人曰く、「少なきを以て貴し」とありますし、老子でも「小国寡民(かみん)」(国は小さい方が良いし、人口もあまり多くないほうが良い!)との教えもあります。「少数精鋭」という言葉もありましたっけ!!(微笑)
少ない方が「迷い」もなく、一つに集中できるのでしょう1
小生、コロナ禍以降「断捨離」をしていますが、何が大切で、何を残すのか?
「摘果」・「果決」に日々、挑戦しています!(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!