【一悟一笑】 No.454 「 思い込み 」
「 思い込み 」
先日、お休みの日に東京都北区の飛鳥山にある「渋沢栄一資料館」に久しぶりに行って参りました。
10年振りくらいでしょうか?
その日の朝、レオナ先生が「 あの~、渋沢栄一資料館に行きたいんですけれど、。」と述べてまいりました。(微笑)
小生は、「 急ですね、。」と。
レオナ先生は、「 栄一翁のいとこの渋沢喜作さんの特別展が今月の26日までやっているので、。喜作さんは栄一翁とは大の仲良しの従兄弟で、その二人のやり取りの書簡(手紙)が最近発見されたので、それらを見ておきたいのです。」と言います。小生も「それもそうだな」と共感したので、「レッツゴー!」です。(笑)
車のカーナビで「渋沢栄一資料館」で検索するのですが、「渋沢栄一記念館」としか入らず、「まぁ、いいか!」と、それで登録して、いざ東名高速「 横浜町田インター 」へ!
そこで少し気になったことは、到着時刻が2時間後になっているではありませんか、?
今までの経験では、4~50分で到着するはずなのですが、。高速道路上では停車することが出来ないので、港北PA(パーキングエリア)で一旦車を停めて、行き先を確認しますと、何と「埼玉県深谷市」になっていて、渋沢栄一翁の生家がある場所です、。
飛鳥山には今までに何度も行っているので、カーナビを解除して向かいました。やはり、45分で目的地には到着できました。(微笑)
いや、驚きましたね!
館内はすっかりリニューアルされていて、内容も充実され見やすくなっていたので、目を見張りました。
やはり、一昨年2021年にNHK大河ドラマの顔となり、来年2024年には一万円札の肖像画になりますから、力の入れようが違うのでしょう。帰りに館内の売店でそこでしか売っていない書籍を購入して、家路に着きました。
その晩、2時間ほどその書籍を読み込んでいましたら、栄一翁のイメージが少し変わりました。
今まで、彼の書籍は数冊読んでいたはずなのですが、やはりこれも「思い込み」なのでしょうか?小生は栄一翁には堂々とした「剛」のイメージが強かったのですが、今回は、人情の機微や人に対する優しさや誠実さなどの「柔」の部分が、とても心に響いたのです。(微笑)
一所懸命に読んだご褒美でしょうか。数日後、個人指導でいらした市内在住のAさんから、金沢で有名な金箔の本の栞(しおり)を戴きました。とても良いタイミングでその栞は、今、栄一翁の書籍に挿み込まれています。
でも、それらの「 思い込み 」のおかげで、埼玉県深谷市にある「渋沢栄一記念館」(栄一翁のアンドロイドがあるそうです)の存在を知り、記念館へは2時間で行ける、ということも分りました。また、「渋沢資料館」(正式名称には、栄一の名が入っていませんでした)で求めた書籍のおかげで、栄一翁への小生の「 思い込み 」のイメージが変わり、栄一翁の他人様に対する優しさと誠実さが、ご令孫の鮫島純子さま(現在100歳、当倶楽部ともご縁の深い渋沢栄一翁の孫)に遺伝子としてそっくり伝わっていることが、今回ハッキリとわかった次第です。(微笑)
「 思い込み 」にも、やはり良い面があるのですね~!(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!