いずみ健美倶楽部 【横浜市旭区】

Tel:045-362-4066

当倶楽部では、非常に簡単な動作と呼吸法をする事で、疲労回復やストレス解消、自律神経とホルモンのアンバランスによる不調、 さらには様々なアレルギー症状や冷え性といった体質の改善に効果がある”いずみ健美気功”の指導を行っています。

2023/12/07 のピックアップニュース

【一悟一笑】No.548 「 わたしたちの老子 」(38)

「 わたしたちの老子 」(38)

 イスラエルとハマスの軍事衝突は、先日の数日間の停戦後も続いています、。
また、ロシアのウクライナへの軍事侵攻もまもなく3年目を迎えようとしています、。

 どうして、戦争はなくならないのでしょうか、??
人類は、戦争の惨禍(さんか)を充分に知っているはずなのに、。

 皆さんは、『 老子 』に「 兵法 」の章があるのをご存じでしょうか?

 「 戦(いくさ)は、仕掛けてはならぬ。
   相手の仕掛けを待て、進んで戦うより、退いて守れ。
  ( 中略 ) 敵を侮(あなど)ること、これほど大きな過誤はない。
   敵を侮り、進んで戦を仕掛ける者は、すでに『 道 』を失っている。」  『 老子 』第69章

 『 老子 』といったら、一般的には「 自然 」や「 徳 」の大切さを説いている、というイメージがありますが、上記のような「 兵法の極意 」もあるのです。

 この世の中は、現在でも残念ながら、「平和主義」であればそれで大丈夫、という単純な図式にはなっていないようです、。むかしは、お坊さんですら外出する時には、鉄扇という護身用の武器を持って歩かれていたのです。

 小生も、「元気功」という武術・護身術を、会員さんと稽古しています。
「武術」の「武」という漢字は、本来、「戈(ほこ)」を「収(止)める」という意味だそうで、
以前にもお書きしましたように、
① 危険な場所には近づかない。
② 相手の攻撃をかわして、逃げる。
③ 相手の攻撃からどうしても逃げられない場合、いざとなったら、一撃を加える。
と、いうことを武術・護身術から学ばせていただきました。(微笑)

 これらはまさに、『 老子 』の「兵法の極意」に合致しますね!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!