【一悟一笑】No.579 「 ご祝儀 」
「 ご祝儀 」
ここ数日、テレビ・新聞を賑わせたのが、「2024年春闘のベア満額」のニュースでした。
今年の企業の労使交渉で、労働組合からの要求に対して、希望通り社員のお給料が上がるということなのです。(微笑)
それにしても、テレビ画面全部が、「満額」回答というのは見ていて気持ちの良いものでしたね。
実は、小生には関係ないのですが、、。(笑)
でも、お若い方々やサラリーマン諸氏にとっては、間違いなく明るい話題・希望が持てるニュースであったと思います。(笑顔)
その中でもひときわ目を引いたのが、「満額以上」と書かれていた二つの企業でした。
自動車メーカーの「スズキ」と鉄鋼最大手の「日本製鉄」です。
組合側のベア(ベースアップ)の希望要求額が3万円であったのに対して、経営側の回答は3万5000円でした。
もちろん、業績も良かったのでしょう。
人手不足が懸念される昨今、優秀な人材を確保しておきたいという思惑もあるのでしょう。
ちょっと考えてみると、「スズキ」の場合、ライバル企業(軽自動車の最大手)の「ダイハツ」が昨年末以来「不正問題」でダメージを受けていることも関係しているのかも知れませんね、。
一方、「日本製鉄」の場合は、。
小生、少し集中して考えました。(微笑)
あっ、そうだ!
たしか、「日本製鉄」の前身は「新日鉄」で、その創業は「八幡製鉄所」だったはずです。
小生、「八幡製鉄所」といったら、すぐに思い浮かぶのが、私どもとご縁のあった鮫島純子さまのお父様の渋沢正雄氏のことです。
渋沢正雄氏は、あの渋沢栄一翁の三男であり、その「八幡製鉄所」の所長でもあったのです。
話しは少し変わりますが、今年の7月4日に20年ぶりに新紙幣が発行となります。
もちろん、1万円札は「渋沢栄一」でしたね。
「渋沢栄一」⇒「渋沢正雄」⇒「八幡製鉄所」⇒「日本製鉄」
で、つながるのです。(笑)
「日本製鉄」の経営側からの回答額が、満額+1万円のご祝儀であれば、もっとよかったのに、!(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!