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【一悟一笑】 No.475 「 チャンスは機なり 」

「 チャンスは機なり 」

  どこかで聞いたことのあるフレーズです。
「 チャンスは貯畜できない 」と。

 GW(大型連休)の合い間の5月1日と2日は、学校や幼稚園・保育園はありました。
不思議だったのが、保育園の駐車場の混み具合が1日と2日では明らかな差があったのです。

 1日(月)は結構混みあっていましたが、2日(火)はガラガラでした、。
ガードマンの方や園の方とも少しお話ししたのですが、GWの後半の方の休みが長いので、それで2日のほうにお休みを取られた方が多いのでは、?とお話されていました。

 小生もそれもそうだな、と思いましたが、いや待てよ、
『 2日は爽やかな晴天となると数日前の天気予報で報道されていたな! 』
と、気付きました。

 連休最後の6日(土)7日(日)は、暑かったり、雨模様になるとも予報されていました、。
このように、天気は「なま物」なので、直前にならないと分かりません。

 同様に「チャンス」も目には見えません、。
「チャンス」は「機会」ですので、「機」に「会」ったら、逃さず活かすべきということか。(微笑)

 「 チャンスは機(気)なり 」です!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/05/03

 

【一悟一笑】 No.474「 香りも気! 」

「 香りも気! 」

 「 風薫る5月 」って、いいますが本当に花や新緑の香りが爽やかな季節となりました。
空気も割合乾燥していますから、気持ちもいいですよね!(微笑)

 毎月、1日と15日には小生、神棚のお榊とお神酒を新しいものに入れ替えています。
が、今回ちょっとした驚きがありました。

 1日の夜、神棚にあるお部屋に入ると、ほんのり酒気が香るのです。
なんだろう?と思って、確認しましたら、神棚のお神酒からでした。
今年に入ってから何度も入れ替えていたのに、今回のこの日本酒の香りの強さは、。

 そうでした!
4月末に、レオナ先生の今は亡き母上の学生時代の同級生のご実家から、日本酒を取り寄せて、5月1日の朝、そのお酒に入れ替えていたのです。

 そのお酒には「気」があるのですね! 香りが断然、違います!(微笑)
新鮮で開けたて、しかもその銘柄は以前、内閣総理大臣賞を受賞しているそうです。

 そうか!
「 香りも、気なのだ!」なんて、当たり前のことを今更ながら思い知らされました。(微笑)
そういえば、「 灘の生(き)一本 」なんて、いいますものね!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!

 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/05/02

 

【一悟一笑】 No.473「 5 年 目 」

「 5 年 目 」

 思い起こせば今から4年前が、このブログ【一悟一笑】のスタートでした。(笑顔)

 4年前の今日、【一悟一笑】の No.3が「平成最後のブログ」、そして4年前の5月1日に、No.4「令和最初のブログ」をアップしています。おかげさまで今、5年目を迎えることが出来ました!(微笑)

 まさか、こんなに長く続くとは思いもしませんでした、。
せいぜい、1年か2年、長くても3年かな、と気楽な気持ちで始めたのです、。
まぁ、それが結果的に良かったのかも知れませんが、。
肩に力を入れずに、日々感じたことや「気」や「気功」の楽しさ、大切さ、面白さを皆さまに知って頂きたい、との思いで続けて参りましたし、これからもそうするつもりです。

 ただ、今までで一度も「このブログが良かった!」と感動するようなものは、未だ書けていません、申し訳ございません、。

 これからも、自分自身を切磋琢磨していかなければ、と気を引き締めております!(微笑)
今、「 一番のブログはどれですか?」と訊かれたら、
小生は迷わず、
「 もちろん、次回のブログ【一悟一笑】です!」
と、お答えするつもりです。(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!



 

 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/04/30

 

【一悟一笑】 No.472 「 待 つ 」

「 待 つ 」

 昔、気功の師から
「 家の玄関の横に松(まつ)の樹を植えるのは、あれは仙人を待つ(まつ)という意味があるのだ!」
と、教えられたことがありました。(微笑)

 出張先のメンバーで、
「 先生、先生のブログを見ようと思うのですが、なかなか出来なくて、。」
という方がたまにいらっしゃいます。

 大体は、こちらの説明した通りに出来ているのですが、
その方々に共通する動作を小生、発見してしまいました!(笑)

 それは、スマホの画面に触れる(これをタップと言います)とき、まだ画面が変わり切っていないのに先走りしてタップしてしまうことです、。
分かっている人は、スマホも考えている時間があることを知っていて、その時間を考慮してあげて画面が変わってからタップされるのです。
まだ、その意味が分かっていない方は、スマホが瞬間、瞬間に次の画面に変わると思われているのでしょうね!(微笑)

 スマホにも、考える時間が必要なのです。
それが2秒の時もあるし、3秒かかる場合もあるのです。

 だから、小生はその方々に申し上げているのです。
「 タップするのをもう少し待って、画面が変わってからにしてください! スマホも考える時間必要なのですよ!」と。(微笑)

 これって、スマホだけでなく、他人との会話でも言えるのでは、?
こちらからの話しに対して、相手の人も考えてから発言するまでに、時間が必要ですよね。
いや、こちらの場合の方がスマホよりも、もっともっと時間が必要だったりして、。(微笑)

 お寿司だって、「松竹梅」では「松」が一番です。
「松」=「待つ」ことで、小生が一番に心掛けていることは、会員やメンバーの皆様さまの気功の上達と人間的な成長ですかね、!(ニッコリ!)


 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!

 
 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/04/27

 

お里帰り☆

今回のお里帰りは~

H23年3月4日生 赤柴の男の子”力(リッキー)”君です!❣

遡ること12年、リッキー父さんと母さんにお会いしました。
お二人は、ロードバイクにまたがり颯爽といらっしゃいました。
母さんは、「柴犬を飼いたいのだけれど、命あるもの。ちゃんと
飼えるか自信がない。」とおっしゃいました。
私は、「お迎えしたい!と思った時がいいと思うので、迷われて
いるならゆっくり考えてください。今決めなくても大丈夫です。」
とお伝えしました。
それから、何度か見ていただき、4回目でお迎えいただくことに
なりました。
私は「初めてなので、女の子の方がいいかもしれませんね。」と
お話ししてきましたが、丁度男の子しか居ませんでした。
母さんは、「これもご縁!男の子をお迎えします!」とおっしゃ
いました。

お渡ししてからというもの、父さんと母さんはリッキーを連れ、
鎌倉の山や湖、いろいろなところへお出掛けくださいました。
そんなリッキーご家族ですが、コロナを機にお話しする機会もなく
なり、どうしているかなぁ~?と思っていました。
そんな時、母さんからお里帰りのお電話が!!
「お元気でしたか〰(´;ω;`)ウゥゥ」とお互いに第一声!!
リッキーは12歳になったとのこと。
早いものですね。

里帰り当日。
うん。確かに12歳。目をひくパッと綺麗な茶色の毛並みは、
白い部分が増えていました。
それでも、ジャーキーをもらって食べている姿は、まだまだ
食欲旺盛。
口元も丸く太くて、体もしっかりしています。12歳の体には
見えませんよ!
小さい頃から、しっかり体づくりをしていただいたからこそと
思います。

母さんが作ってくれた蝶ネクタイ、とっても似合っていますよ!!
(*^0^*)
母さん、立派育てることが出来ましたね。(^-^)
ありがとうございます。
リッキー、またお会いできるのを楽しみにしています!

和泉犬舎

投稿:2023/04/26

 

【一悟一笑】 No.471 「 わたしたちの老子 」(24)

「 わたしたちの老子 」(24)

 一昨日、会員さん向けの会報誌を発送したので、【一悟一笑】が少し間が空いてしまいました、。

 先週、何と3年3カ月ぶりに東京のスチールギター・ウクレレの先生のところまで、お稽古に行って参りました!(微笑)
この3年3カ月の間、小生はほとんど練習をしていませんでした、。この「コロナ禍」で何となく、やる気が出なかったのです、。なので、演奏するのに大事な部分をかなり忘れてしまっていました、。それには、小生もショックを受けましたが、先生も驚かれたに違いありません、。
実は、先生に指摘されて分かったのですが、そもそもスチールギターの弦そのものが少し錆びていたのです、。(笑)

 でも、それ以前は約7年間、東京まで真面目に通って練習していたので、コツらしきものを身体が覚えていたのか、少しづつ感覚を取り戻してきて、各小節の終りごとにあるテクニックを用いて、一般受けするように弾けました。
そうしたら先生が、
「 そのテクニックを入れるのは、時々の方がいいですね!」
と、アドバイスして下さいました。

 『 老子 』にこんな文章があります。
「 希言は自然なり 」  『 老子 』 第23章

 この「 希言 」を「 微かな音 」とか「 無音 」と訳されている『 老子 』の本がほとんどなのですが、小生は「 希言は自然なり 」を、自分なりにこう訳したいのです。
「 時々言う、時々話すのが自然である 」と。

 小生の出張指導先の方で、こちらの質問に対していつもユニークなご意見をおもしろおかしくお話される方があります。それも毎回なので、ご本人は大変だと思いますし、実は聞いているこちらも少し疲れてしまいます、。(微笑)

 やはり、「 たまに 」の方がよいと思います。
たまに話される方が、その面白いユニークなお話も活きてきます。
自然が、一番なのです!(笑)

 ちなみに、冒頭にお書きしました「 小生のスチールギターの弦が錆びていた」ことよりも、小生の腕が錆びついていたことに気が付いたのは、東京から横浜の自宅に帰る途中の車の中でした、。(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!

 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/04/24

 

【一悟一笑】 No.470 「 わたしたちの老子 」(23)

「 わたしたちの老子 」(23)

 半年くらい前からでしょうか?
クレジットカード会社を装った、俗にいう「偽メール」「詐欺メール」が小生の受信トレイにも入ってきています、。
本物そっくりのメールアドレスやURLで、こちらが油断していると、そのまま情報を入力してしまいそうです、。

 大文字と小文字が一文字だけ違っていたり、メッセージの内容がやたらとカタカナの専門用語が多く入ったりしているので、落ち着いて見ていれば、すぐに分かることですが、。(微笑)

 『 老子 』にこんな文章があります。
「 古(いにしえ)の優れた人物は、万事に慎重である。
あたかも、冬のさなかに川を渡るがごとく。
物事に執着せぬことは、氷の溶けゆくさまにも似る。
飾り気のないことは、手を加えぬ原木さながらである。 」  『 老子 』第15章

 結局、詐欺メールの送り主は、私たちを慌てさせたり、脅したり、欲を掻き立てたいのでしょう!(微笑)
上記の『 老子 』のいう優れた人物のように、
慎重で落ち着いていて、欲を掻き立てられず、素直・素朴(この素朴とは、紡ぎたての糸【 素 】・まだ手を加えていない原木【 朴 】のこと)な人が、詐欺グループは一番苦手なのでしょうね!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!

 

 
 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/04/17

 

【一悟一笑】 No.469「 レスポンス 」

「 レスポンス 」

 表題の「 レスポンス 」の意味ですが、
基本的には「 反応・応答 」と訳され、とりわけ「 応答の速さ 」の文脈に用いられます。
その場合、「 レスポンスが良い 」として使われています。

 毎月、個人指導に通われている方から先日、メールが届きました。
内容を公表させていただきます。( ご本人様からの使用許可済みです )

「 和泉先生
 おはようございます。○○です。
昨日は、個人指導をして頂きましてありがとうございました。
最近は、体が硬くガチガチでしたのに一気に柔らかくなり、血流もよく心も体もふわっととても軽いです。
 また、昨夜は子供の学校のお母様達からお食事のお誘いを頂いたり、嬉しいメッセージを頂いたりと、
個人指導の後は、よく物事が良い方向に向かうことが多いなと感じています。
人との繋がりも、先生から人として大切な様々な教えをご教示頂き、また良い気を沢山いただいているお陰です!
 先生の真心いっぱいのご指導に心より感謝申し上げます。   ○○ 拝      」

 上記のメールで、身体が良くなったことはもちろんうれしいのですが、
「 個人指導の後は、よく物事が良い方向に向かうことが多い 」
と記されていることが、○○さんの気功が本物になってきていることを物語っています。(微笑)

 小生としては、ここのところに一番、納得がいきます。そうあるべきなのです!(笑顔)
それこそが、「 気功 」の真骨頂なのですから。

 当倶楽部の名称にある「健美」は、「健康と美しさは一つ」を意味しているのですが、
もう一つ、「健康と運勢の強さ」も実は、一つなのです。
つまり、「気」は「健康」と「美」と「強運」を結び付けているのですね。(微笑)

 このようなうれしいメールをすぐに送信して下さる○○さんって、
「 レスポンスがいい 」ですね!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!

 
 
 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/04/14

 

【一悟一笑】 No.468「 新入生 」

「 新入生 」

 先週あたりから、驚いていることがあります。
車で市内や区内を走っていましたら、歩道の植え込みにツツジの花がもう咲いていました!
そして、日当たりの良いところでは、何とハナミズキが満開の場所もありました!

 例年でしたら、どちらもGW(大型連休)前後に咲く花ですよね、。(微笑)

 1カ月近くの早い開花に、小生も驚きを隠せませんでした、。
そういえば、桜の開花も今年は異常に早かったですし、。

 先日のニュースで知ったのですが、観光地もこれらの早い開花には頭を悩ませているそうです。
というのも、草木の開花に合わせた催し物などは人気のある観光資源なのに、今年はその開花予想が難しいから、といいます、。

 先日、家の近くで中学生の通学時間帯に車で走っていたら、「新入生」をたくさん見かけました!
これだけは、時期は例年通りでした。(笑)
新入生は、すぐにわかりますね!学生服は着慣れていないし、歩く姿もぎこちないし、お顔には少し「恥じらい」がありますし、。(微笑)
それらの光景もまた、春の風物詩で、ほのぼのとしてよいものです。

 そんなとき、小生も気持ちがリフレッシュするのか、学生の頃の思い出がよみがえってきます。(微笑)
中学3年生の時の担任のK先生は、ダンディで英語が担当でしたから、よく外国の異文化のお話しをして下さり、それが何よりの楽しみでした。

 また、高校の物理のT先生は、「ファラデーの法則」の授業のとき、ファラデーの名言を教えて下さいました。
 「 皆さんは、ファラデーが優秀な物理学者であることは、知っていると思いますが、 実は敬虔な信仰家でもありました。
彼には、こんな名言があります。
『 母親の涙には、化学では分析できない尊い愛情がこもっている 』
意味は、慈母の涙も化学的に分析すれば、ただ少量の水と塩分ですが、あの頬を流れる涙の中に、どんな科学でも分析できない深い愛情がこもっていることを知らなければいけません、ということです。 」

 あ~、学生時代にもっと勉強しておけばよかったな~、。(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/04/12

 

【一悟一笑】 No.467 「 誤解から理解へ 」改訂新版

「 誤解から理解へ 」

 前回のこの【一悟一笑】No.466「わたしたちの老子」で、小生の本意が十分に書き切れていませんでした、。
それを補うため、誤解を解くために、今回、書き足しておきます。

 『 老子 』の「柔弱」で、特に注意しなければならないのが、「力を抜く」ことと「気を抜く」ことを混同しないことです。
「気功」や武術の「元気功」の指導のとき、小生がよく使うフレーズに
「 力は抜いても、気は抜かない!」
があります。

 このフレーズは小生、大変気に入っていて、自分でも「いいなあ~、本当にそうだな~!」と思っています!(微笑)

 『 老子 』の「柔弱」の真意は、
「 自分を守ろうとしたり、強がることは、力んでしまい、心身を堅くします。それでは、自分の生命力「気」を十分に生かすことはできません。だから、強がらず、自分を守ろうとせずに、力まないで、柔弱である 」
ことだ、と思っています。

 以前、横浜市内の小学校のPTAから保護者の方々の集まりに「気功」のお話しと指導をお願いされたことがありました。
学校に少し早く着いたので、校内を見学させてもらっていた時、ちょうどお昼休みで生徒たちが廊下や階段にあふれていました。歩いたり、走ったりと賑やかで活動的な子供たちを見ていたら、あることに気付きました。

 階段をかけ上ったり、かけ下りたりする子供たちは、けっしてぶつからないのです。
これがもし大人であったら、肩がぶつかったり、曲がり角で鉢合わせしたり、後ろから押されたりして、ケガや喧嘩が絶えないと思いました。「あなたの方が退(ど)くべきでしょう!」などと、相手を負かすために「我」(自己)を強く主張することもあるでしょう、。

 でも、子供たちは、心身が柔軟で「我」も少ないし、また「気」を十分働かせているので、相手とぶつからないように「ひらり」と上手くかわすことが出来るのです。
その情景を目の当たりにして、
小生、「あ~、ここに『 老子 』のいう「柔弱」の教えの真実があった!」
と感動し、そして理解したのです。(微笑)

 いいですか!
「誤解」」でなく、「理解」をですよ!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!

 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/04/09

 

【一悟一笑】 No.466「 わたしたちの老子 」(22)

「 わたしたちの老子 」(22)

 お待たせ致しました!(微笑)
久々の「 わたしたちの老子 」です。

 以前、「 老子 」を読んでいて、驚いたところは何か所もありますが、この章もその一つでした。

「 人の生くるや柔弱、その死するや堅強。草木の生くるや柔脆、その死するや枯こう。
故に堅強は死の徒なり、柔弱は生の徒なり。 」    『 老子 』第76章

【 訳 】人の身体は生きている間は柔らかい。だが、死ねば堅くこわばる。
草木は生きている間は柔らかい。だが、死ねば堅く干からびる。
堅く強いものは、死のともがら(仲間)だ。柔らかく弱いものは、生のともがら(仲間)だ。
これが、自然の法則である。

 小生は、それまでは「 強くなりなさい、強く生きなさい!」といろいろな方に言われ続けてきたので、この「老子」の文章に触れた時、少し常識というものが揺いでカルチャーショックを受けましたが、反面、なぜか少し安心して、ホッとした覚えもありました。
ただ、それですぐに納得して、切り替えられたか、というとそう簡単ではありません、。(微笑)
果たして、この「 老子 」の説は正しいのか、否か?、。そして、「柔らかく、弱く」で、果たして生きて行けるのだろうか?、と、。

 気功入門の頃は、小生も頭も身体も「 カチカチ・コチコチ 」だったのです、。(微笑)
『 老子 』を読んだだけで、心身が柔軟になれればこれほど楽なことはありません、。

 それが、如何に至難の技であるかは、老子の気功を学んでいる皆さまのほうがよくご存じのこととご推察申し上げます。(笑)

 それで、「気功」があるのです!「 老子の気功 」で「 心身を柔軟 」にして、初めて『 老子 』の教えが身体に染み込んでくるのですね。
そして、本当に頭を柔らかくするためには、「玄談」と言って、気功の師匠・先生との「 対話や問答 」を通して、老子の哲学・生き方をマスター・体得していく方法もあります。

 最近の個人指導などは、ほとんどこの「玄談」が主流になりつつありますが、。(微笑)
まあ、それだけ現代人の心身や頭が、「 自然 」からかけ離れてしまい、汚染され、狂わされてしまっているのかも知れませんね!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!

 

 
 
 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/04/06

 

【一悟一笑】 No.465 「 芸術の春 」

「 芸術の春 」

 先週末、会員さんから戴いた二枚の招待券で「 春の院展 」を鑑賞してきました。
「院展」というのは、横浜出身の岡倉天心が創始された「 日本美術院 」の公募展で、日本画では格式の高い展覧会です。
会場は「横浜そごう美術館」で、レオナ先生と行って参りました。(微笑)

  普通は、「 芸術の秋 」と言いますが、「 春の院展 」は、もう78回も続いているそうです。
この美術展に行こうと思った理由は、ご紹介者が信頼できる方であったことと、この3年間、コロナ禍でなかなか外出が思うにままならず、自粛しなければいけなかった反動もあったように思います。

 おかげさまで、小生、久しぶりに好きな日本画の大作をたっぷり堪能出来て、満足してデパートを出ると、みなとみらいの街並みを歩いてみたくなり、「桜通り」(ランドマークタワーの横の通り)まで久しぶりに「花見」の散策をしてみました。
今年の桜は、開花が早かったので、もう葉桜の部分もありましたが、ひらひらと桜の花びらの舞う光景はとても美しく感じられました。これもきっと、「 春の院展 」で日本画の名作に触れて、「美」に対する感性が高まっていたから、猶更だったのでしょう!(微笑)

 それだけで帰宅するには何か勿体ないと思い、やはり会員さんお薦めの関内駅の近くの老舗うなぎ店に直行しました。そのお店の「うなぎ」は、小生の好みに合って、とても美味しく戴きました。噂にたがわず、「美味」でした!(笑)

  コロナ禍では、「美術館」に行ってもただそれだけですぐに帰宅していましたし、「うなぎ屋」さんでお料理を食べてもそれだけで家路を急いでいましたから、こんな風にあれもして、これもして、ということが出来るのは、やはり「コロナ」の影響が少なくなってきた証拠ですね。(微笑)

 結局、その日は「芸術の春」と「春のお花見」、「食欲の春」をたっぷりと3年分の「春」を満喫してきました!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!




 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/04/03

 

【一悟一笑】 No.464「 明るい方へ 」

「 明るい方へ 」

 今日は、3月の晦日(みそか)ですが、横浜の街中は、どこもかしこも桜(ソメイヨシノ)が満開を過ぎましたが、明るく華やいだ雰囲気です!今年の桜の開花は、過去100年で最も早かったそうですが、花冷えの日が続いたのでよく持ち堪えてくれました。(微笑)
コロナも少し落ち着いてきたせいでしょうか、道行く人の表情も明るさが増しています。(微笑)

 金子みすゞさんに「明るい方へ」という詩があるのをご存じでしょうか?!
詩の内容は、葉っぱも、草も、虫までもがみんな明るい方を向いています、とつづられていて、最後に、都会に住む子等は?、で結ばれています。

 そういえば、コロナ禍の3年間は、明るい話題が少なかったですよね。
新聞を読んでいても、夢やロマンに満ちた話題などは、ほとんどなかったように記憶しております、。

 でも先週のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の盛り上がり、と桜の一気の満開で、何か世の中が「明るい方へ」向かっているような気配を感じています。
小生、なかなか新聞をゆっくりと読む時間もありませんが、先日の記事の中で2件、明るい夢のある「 ニュース 」を目に致しました。

 最初は、「 文化庁 」が京都に移転したことです。
東京の一極集中が騒がれて久しいですが、ようやく、このような記事を発見して顔がほころびました。
しかも、京都なら「 文化庁 」に相応しいですし、世界的にも有名で人気のある観光都市ですから、ぜひ日本文化の発信に邁進してほしいものです!(微笑)
  
 もう1点は、
「 ななつ星 」が念願の上場に導く、という記事です。
「 ななつ星 」というのは、ご存じの通り、JR九州が国内で初めて導入した豪華寝台列車です。
小生、実は勘違いをしていて、「 ななつ星 」が株式上場をしたのかと思ってしまいましたが、実は「JR九州」が2016年に上場されていて、その立役者が「 ななつ星 」であった、ということです。
そして昨年秋、初めてその列車の大規模改修が完了して、さらに人気を呼んでいる、という記事だったのです。(微笑)

 金子みすゞさんの「 明るい方へ 」の詩にある通り、
小生は、都会の子どもではありませんが、新聞を読むにしても「 明るい記事 」を、と探していたのですね!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!
 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/03/31

 

【一悟一笑】 No.463「 淡 交 」

「 淡 交 」

 以前、お茶の先生が当倶楽部にいらして、
「 あの~、わたくしはお茶を人様にお教えさせてただいておりますけれど、ひざを痛めてから正座が出来なくなって、困っております。治りますでしょうか?」と、質問されました。
小生、
「 絶対に治るとは言えませんが、必ず良くなります。」
と、返答申し上げました。

 案の定、半年くらいでしょうか、すっかり良くなられて、そのお茶の先生は大変喜んでおられました。
その方が小生に、立派なお茶のご本を下さいました。
「 淡交社 」という、裏千家の出版社から出されていた本でした。

 その時に、小生は「あっ、この出版社の社名の由来は『 荘子 』(そうじ;老子の流れをくむ教え)からだな!」と直感しました。

「 君子の交わりは、 淡きこと 水のごとし 」 『 荘子:山木篇 』
【 訳 】 君子の付き合いは水のようにあっさりとしているので、その友情は永続きする。

 淡きことの「淡」と、君子の交わりの「交」から命名されたのだと思いました。(微笑)
そのお茶の先生に、そのことを告げますと、
「その通りです。」とおっしゃっていました。

 最近、個人指導に通われているYさんが絵画が好きだと、話されていました。
Yさんのコレクションで、その画家の方とも親しいらしく、ある時にYさんはこんなことをその画家の先生にお聞きしたそうです。
「○○先生、良い絵とは一体どんな絵なのでしょうか?」
先生曰く、
「飽きのこない絵が、良い絵です!」
と、一言で答えられたと言います。

 小生、そのことをお聴きしたときに、冒頭の「淡交社」のことが思い浮かんだのです。
「 飽きのこない 」と「 淡交 」は、同系列の言葉ではないでしょうか?!

 小生、「老子の気功」を48年練功しておりますが、未だ飽きがきません!(微笑)

 そういえば、「空気」を吸うのも、「水」を飲むのも、飽きたことがありません!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!

 
 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/03/25

 

【一悟一笑】 No.462 「 春分の日 」

「 春分の日 」

 今日は、24節気の一つ「 春分 」の日です。
「 春分の日 」は、昼と夜の長さが同じとされています。
また、お彼岸の中日でもありますので、お墓参りをされる方も多いことでしょう。

 小生も、本日はレオナ先生のご先祖様のお墓と小生の和泉家のご先祖様のお墓参りをして来ました。
やはり、お墓参りを済ませると気持ちがスッキリしますね!(微笑)

 あれから3年が経ち、ようやくコロナも下火になってきましたので、道路の渋滞がひどくなることを予想して、今回はいつもより1時間早く家を出発しました。そのおかげで、スムースに車の移動が出来て、いつもならお墓参りを終えて小生の実家へお線香をあげに行く頃は、お昼をとうに回っているのに、今日は午前10時半頃には到着していました。

  そのおかげでしょうか、WBC( ワールド・ベースボール・クラシック )の準決勝、対メキシコ戦をTVのライブで観戦できました。
しかも、ずっと不調だった侍ジャパン(日本代表)の村上選手が、逆転サヨナラ2塁打を打って、6対5で試合を決めたのです。(微笑)

 小生は、これもお墓参りのご褒美だと思っています。(笑)

 先日、出張指導先のメンバーのOさんが、お友達からラインで届いたという東京駅で移動中の「大谷翔平」選手の写真を見せて下さいました。気功のメンバーの多くの方々もその写真を見て、「かっこいい!」を連発されていました。
小生も思わず、「モデルさんみたいですね!」と漏らしていました。(微笑)

 こうやって、お墓参りが出来たり、「大谷選手」の写真で盛り上がったりできるのも、日本が平和で幸せな証拠ですね!
明日は、いよいよWBCの決勝戦、アメリカとの対戦がフロリダであります!
侍ジャパン、日本代表の選手たち、大谷選手、頑張ってください!日本から、応援していますよ~!(笑顔)

 ちなみに、Oさんが見せてくれたラインの「大谷選手」の写真は、Oさんのお友達のお友達のそのまた、お友達から、だと言います。(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!
 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/03/21

 

【一悟一笑】 No.461 「 探しものは何ですか? 」

「 探しものは何ですか? 」

 今回のタイトルをご覧になられて「あっ、井上陽水の曲だ!」と、思われた方は、?(微笑)
そうです!このフレーズは、井上陽水氏の『 夢の中へ 』の歌詞の冒頭にあります。
この楽曲は、1973年に発表されていますから、もう50年前の唄なのですね、!

 実はこの一月、いつも当倶楽部の会報誌『 気の泉 』のイラストを描いて下さっているHさんからお預かりしていた手提げバッグを見失ってしまったのです、。Hさんは、毎回のイラストの原画をフォルダーに挿んで、ピアノの鍵盤が描かれている手提げバッグに入れて、小生に手渡してくれていました。

 大概、1~2週間後にはそのバッグはお返しするのですが、。
それが、今回はそのバッグが見つからなくて、、。
小生、Hさんに
「 Hさん、申し訳ありません。お預かりしていたバッグが見当たらないのです、、。」
と、申し上げたのですが、心の広いHさんは、
「 あ~、そうですか。もう古いバッグだから、なくても構いませんよ。」
と、仰って下さったので、少々安堵はいたしましたが、。

 でも、何とか見つけなくては、と思って数日間は空いた時間で、置いた可能性のある場所をくまなく探しました、が、、。
半分、諦めかけていた数日前に、何と思わぬところから出てきました!(笑)
小生は二人の孫も同居していますので、孫の手の届かない押入れの上の方にそのバッグをヒョイと置いてしまっていたのです。
それが、先日荷物の出し入れの時に、ポロっと上から落ちてきたのでした!(微笑)

 『 ♪ 探すのをやめた時 見つかる事もよくある話で ♪ 』
という文言が、前出の『 夢の中へ 』の後半部分に出てきます!(微笑)

 得てして、ムキになったり、力んで探している時は、見つからないもののようです。
やはり、肩の力が抜けた「自然体」、頭は「冷静」、「気」も「集中」して、落ち着いている時の方が見つかる可能性が高くなるのでしょう!(微笑)
考えてみれば、見つけられる方だって、そんな「すごい形相」の方よりは、何とも言えない「柔らかい表情」の方にお会いしたいですよね!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!
 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/03/17

 

【一悟一笑】 No.460「 わたしたちの老子 」(21)

「 わたしたちの老子 」(21)

 1ヶ月ほど前のことです。
小生、車から降りるときに少し膝をひねってしまいました、。
翌日から、正座をすると少しですが膝のあたりに違和感と痛みを覚えました。

 どうしようかな?と、思いましたが、やはり気功しかないでしょ!
それで、膝に関する気功をあれやこれやと試してみたのです。
もちろん、悪くはないのですが、イマイチです、。

 そこで、はたと気付きました!(微笑)

 『 老子 』  第53章
「 大道は甚だ平らかなれども 民は小径を好む  」
と、あります。

 早く良くなろう、楽して良くなろうとして、その場しのぎ的な部分気功(小手先の技)に頼っていた自分がいました、。(微笑)

 それですぐに反省して、いつもの老子の気功をしっかりと丁寧に行いました。
その後、数日ですっかり良くなっていました。

 「 気功は、全体から治す 」とは、たしかに名言です!(微笑)
「 急がば、回れ 」ですね!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/03/13

 

【一悟一笑】 No.459 「 卯 年 」

「 卯 年 」

 「 そうでしたか、あの東日本大震災のときも「卯(う)年」でしたか!」
と、小生は昨日、仙台のO氏に上記のようなメールを返信しました。

 もうあれから、12年経つのですね、。遠い遠い昔のような気も致します、。
当時、仙台には「いずみ健美倶楽部」の気功をJR東日本仙台のジパング俱楽部で教えられていた佐藤先生がおられました。
たしか、6年前の90歳まで現役で気功の指導をされていて、現在は悠々自適の生活を送られています。

 佐藤先生は震災当日、ジパング俱楽部の気功のメンバーの方々と仙台市郊外の秋保(あきう)温泉のバス旅行をされていたそうです。
そのとき、大きな老舗旅館の玄関横の人の背丈より大きな石がまるでゴムまりのように跳ねた、と佐藤先生は真剣なお顔でお話しされました。
バスが帰りの仙台駅まで向かうのに、道路や橋脚の安全を運転手が確認しながらでしたので、本来ならば小一時間もあれば十分に着く距離なのに、3時間以上もかかった、と呆れ顔で話されていたことを今でも覚えています。(微笑)

 被害の大きかった仙台市若林区の荒浜という場所へは、小生とレオナ先生は、東北新幹線が開通してスグに向かいました。
まだ、自衛隊や警察の方々が現地の捜索をされていた時期でしたので、立ち入り禁止区域となっていましたが、佐藤先生のご親戚の家が荒浜にあったので、特別に入らせていただくことが出来ました。

 帰りに、その近くの避難所に立ち寄らせていただいて、何かお困りなことはないか、私たちに出来ることがないか、とお伺いしました。Oさんという、キリンビール仙台工場で管理職をされていた方がそこの責任者でいらしたので、作業の合間にお話しをお訊きすることが出来ました。

 このコロナ禍の3年間は、仙台には慰問に行けませんでしたが、それまでは毎年のように伺っておりました。
それらの慰問も、すべてそのO氏が情報提供やアレンジをして下さったおかげで出来ました。本当に信頼できる方にご縁があって良かったと、とても感謝しています。(微笑)

 今でも、O氏との手紙やメールのやり取りは続いていて、O氏からの一番直近のメールでは、
「 あの時と同じ「卯年」が来て、あれから12年が経ちました。今現在、仙台市内のあちこちで「十三回忌」の法要が営まれております。」と記されていて、
最後に
「 何か、一区切りであるようにも感じています。」と結ばれていました。

 「 卯年、12年(干支の一巡)、十三回忌、一区切り 」
「 歳月人を待たず 」ですね!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!
 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/03/11

 

【一悟一笑】 No.458 「 黄 色 」

「 黄 色 」

 数日前、久しぶりにマイカーをガソリンスタンドで洗車しました。
雨上がりだったので、車の汚れにムラが出てきて嫌だったからです、。

 当初は、きれいになったのでご満悦でしたが、次の日、たった一日で車全体にあの黄色の汚れがしっかりと付着していました、。
たぶん、スギ花粉でしょう!いや、もしかしたら黄砂かも?、。
だったら、PM2.5も含まれているかも、と次から次へと妄想が膨らみます、。(微笑)

 今の時期でもう一つ気になるのが、くしゃみ・鼻水・セキなどの症状が出ている場合で、「花粉症」なのか、「鼻風邪」なのか、はたまた「新型コロナ」なのか、分かりにくいことがありますね。
いづれにしても、黄色の「スギ花粉」はものごとを紛らわしくさせる代表選手のようにさえ思えてしまいます、。

 そういえば、信号の「青」「黄」「赤」の中でも、「黄」は一番中途半端な状態に位置していますし、。

 「黄色」は「注意」ですか?!(微笑)
気( 黄 )を付けましょう!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう! 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/03/07

 

【一悟一笑】 No.457 「 絵 本 」

「 絵 本 」

 コロナ禍の3年間、おウチ時間が増えたことで「絵本」人気が高まっているそうですね。
短い時間で読み終えることが出来ますし、絵も芸術性があり紙芝居のような面白さもあり、こころが癒される、ともいいます。

 ウチの小さな孫が、先日、小生のところに「絵本を読んで」とせがんできました。
小さな子でも、こちらが仕事をしていたり、忙しそうにしていると、どうもそれを察知するらしく、せがみに来ません、。(微笑)だから、今回は、小生がヒマそうにしていたからなのでしょうか、。(笑)

 少し横長の絵本のタイトルは、『 モモちゃんのひなまつり 』とありました。
開けてみて、結構字数が多いのには閉口しましたが、。(微笑)

 内容は、モモちゃんという女の子がお部屋でウトウトしている場面から始まります。
たぶん、夢を見ているのでしょう。
夢の中で、桃の妖精が出てきて、モモちゃんをおひなさまの国に案内します。
そこには、とても大きな「七段のひな飾り」がありました。

 妖精は、モモちゃんを一番下の段につれていって、説明をします。
「 ここにあるのは、お嫁入り道具なんだ。牛が牽いているのは昔の乗り物なんだよ!」と。

 二段目に上がると、
「 ここにはタンスや鏡があるでしょう。これもみんな、お嫁入り道具なんだ 」
同様に三段目には、三人の仕丁(しちょう)といって、行列のお供をする人たちがいます。
そして、「 この三人は泣いたり、怒ったりしているけれど、歳を取ったらいつもニコニコできるようにという願いが込められているんだよ 」と。
四段目が「随身(ずいしん)という弓や矢で悪者が近寄らなようにしているこの二人は、左大臣・右大臣とも呼ばれているよ」
と、妖精は順序よく説明していきます。

 こんな具合なので、孫よりも小生のほうが
「 あ~、なるほど!」と何度か頷いていました。(微笑)
五段目は有名な五人囃子、六段目は三人官女という結婚式のお世話をする人たちです。

 そして、一番上の段に上ると、お内裏様は座っているのですが、お雛様の席には誰も座っていません。
妖精が、
「 ここは、モモちゃんが座るところだよ」
と、言われてモモちゃんが座ると、あっという間にお雛様の姿に変身するのでした。

 最後に妖精が、
「 モモちゃんがいただいたピッカピカのひな飾りは、モモちゃんがお雛様に触ると、ケガや病気を代わってくれると信じられているんだよ」と言われたときに、モモちゃんが夢から覚める、という物語でした。(微笑)

 う~ん、「たかが絵本、されど絵本」ですね!(ニッコリ!)

追伸
 3月3日は、桃の節句。
「桃」は日本神話の中でも「邪気を祓う」とされていますね。
「3」は奇数で「陽の数字」です。しかも、老子には『 道は一を生じ、一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生ず 』とあり、まさに女性こそが新しい生命を産むことのできる存在なので、『 三は万物を生ず 』の象徴と考えられます。そういう「縁起」のよいもので、子供の幸せを願う日本古来の前祝いの風習「予祝(よしゅく)」を行っているのですね。
 話は変わりますが、孫がよく聞いている童謡に『 数字の歌 』がありますが、その中の「3」が面白いのです!(微笑)
『 ♪ 数字の「3」は、な~に? 赤ちゃんのお耳(ピクピク)♪ 』(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!

 


 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/03/03

 
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